2008/02/19 Tue. 16:10:22 edit
兄が母の車で通勤するので暫くは買い物すら行けない、「パンと牛乳がもう無いどうしよう」とか思って戦々恐々してたんだけど、兄は今日休んだので結果的に車が使えるコトに。…打ち身が痛いなら病院とか接骨院とかちゃんと行くべきだと思う…。
そんな訳で昨日発売だった『お茶にごす。』の三巻GET。兄が休んだお陰とは言え何か複雑…。
小学生のマーくんと山田の、昆虫奪還物語。小三VS小六というハンデを背負っても上級生相手に突っ掛かるまークンは子供の頃からカッコイイ。まークンは顔がちょっと(?)迫力あり過ぎるだけで、中身は結構熱血漢の良い子だよなぁ、としみじみ。
そして小三の山田は上級生に殴られるだけで涙ぐむような子だったのに…、曲げない、折れない、謝らないの三拍子揃ったまークンの男気を多感な少年期に間近で見てしまったのがある意味運の尽きと言うか運の付きと言うか…。結果的にまークンにかなり影響受けて、電子レンジに例えられる程熱くなり易い男へと変貌を遂げた訳か…。山田も普通の小学生だった時期がちゃんとあったんだなぁ。
でも小三のクワガタ事件から、怖がられまくりなまークンの隣、或いは背中合わせに立てる唯一の理解者になったんだなぁ、とか思うとじんわり嬉しくなった。一緒に馬鹿やったりして、喧嘩もするけどやっぱり大事で、孤立してたかもしれないまークンの側にずっと居たヒト。――山田はそんなイメージです。
そしてとうとう期待の西森画で和風美形キャラが!「樫沢光輝」と名前まで何だかカッコイイ…。頭良くて運動神経良くて顔良くて爽やかで凛々しくてお金持ち!そして当然のように部長に惚れて(?)しまう樫沢なのであった…(←どうせならここは夏帆に惚れれば良いのに…そしたら山田が何かしらもっとアクション起こすかもしれないのに…とか思ったけど、主人公はまークンだもんな)。
部長は茶の妖精のように素敵な女性だから、そりゃ他の女の子とは一線も二線も画したヒトなので、樫沢もウッカリときめいてしまうよ。何せ同性の後輩にまでモテる女性。デフォルトで「大和撫子」という名前じゃ無いのがおかしいくらい素敵なヒト。
それにしても、夏帆が部長に憧れているのは判ってたけど、まさかあそこまで勝手な将来妄想をする程憧れているとは…。
しかし「ハッ!女にモテるよーな男は、却下ね。」と鼻で笑った(?)挙句に一刀両断したのは流石。しかもあのコマの夏帆は三巻の中でも上位に食い込む程冷めた眼をしていた…。
そっかー、モテる男は夏帆的にNGなのかー。でも山田って普通にモテ系男子だけど…あぁ、どうしてよりによって肝心の夏帆が山田の魅力にまるで興味無しなんだ…。そして部長の泣いて走り去る後ろ姿にまで「かわいい。」と見惚れる夏帆…ま、まさか男に興味が無い!?そんな…じゃあ山田は一体、誰とくっ付けば…(知るか←びし)。
車のボンネットに直立不動するカッコイイ山田と、部長にネコジャラシをプレゼントする可愛いまークンは以前立ち読みした時に見てその衝動を既にブログにて叫んだ覚えがあるので今回細かく書かないが、改めて見てもやっぱりカッコ良くて可愛いなぁ。
樫沢が出て来てまークンの恋路(←と言うには高校生男子の恋として可愛らし過ぎる)がどうなるのか判らないけど、自分としては相手が念願の和風美形であろうとも、やっぱりまークンと部長がくっ付いて欲しいな、と思った。
そして山田×夏帆も未だに諦めてない。こちとら一巻からこのツーカップルを応援してるんだ!
ホントはもっとイロイロ書きたいコトはあるんだけど、一巻と二巻の『お茶にごす。』感想を読み返すと無駄に長いので、今回は割と短めに(←え)。
そういえば三巻、隣のアニメ部のメンバーが全然出て来なかったのがちょっと残念。沢村先輩が地味に好きなので、三巻でも見たかったな~。
カテゴリ: 漫画
テーマ: マンガ
ジャンル: アニメ・コミック
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