2016/09/21 Wed. 23:17:04 edit
『三つ目がとおる』がチャンピオンREDでリメイク(?)だか何だかが連載されると知って、凄くワクワクしています。
手塚作品の中でもかなり上位に入るくらい好き、この漫画。小学生の頃、町の図書館に大量い手塚漫画が入荷されて、殆ど読んだなぁ…。
『三つ目』はバンソウコ剥がした写楽のピカレスク感に恐怖を煽られつつその悪の魅力を前にして幼心に痺れましたが、それ以上にヒロインの和登さんがね!もうホントこの子堪んないよね!
「元祖ボクっ子」と名高いボーイッシュ美少女で、ただ男勝りなだけじゃなく母性も併せ持つ中学二年生…。和登さんの魅力はサッパリした男前な部分と慈愛の母性を違和感なく共有した上で、まだ中学二年生のしっかりした美少女、ってトコロがミソかと。和登さんの快活な性格と中二にしては女らしい身体が、手塚ヒロイン特有のエロさにマッチしていて鉄壁のヒロインだよマジで。人間滅ぼして三つ目の王国を築こうと画策してる悪魔のプリンスでさえ、ただの人間なはずの和登さんだけは滅ぼさないで自分の妃にするって決めてるくらい魅力的だもんなー判る。和登さんも結構その気だし。
数多の手塚作品に出てくる女性キャラの中でも、自分の中で一、二を争うくらい大好きなヒロイン。和登さんは絶対人気あると思う!
これが連載されていた当時、同級生の写楽が母親の愛に飢えているのを知っているからはいえ、自分のおっぱい吸わせてあげるという無償の愛を中二の女子がやりおったコトにきっと当時の男性読者は仰天したに違いない…。和登さんの魅力に狂わされた読者の男子は一体どれくらいいらっしゃるんだろうか。
手塚先生の描かれるボーイッシュな女の子がホントに好き…。和登さんに限らずサファイアもどろろも男らしいのに、ふとした表情や仕草がとても可愛くて、どろろなんて普段あんなに男の子なのに、しかも十歳かそこらの幼さなのに、時々ビックリするくらいエロいよな。
手塚作品のヒロインって全体的にエロい。上手く言えないんだけど、雰囲気というか表情なのかな。それと身体のライン。
今思えば、バンソウコ貼ってる時の写楽、悪魔のプリンスな時の写楽、美人で勝気でどっちの主人公のコトも大事にしている面倒見の良い姐御肌ヒロイン、っていう構図は『遊☆戯☆王』のW遊戯と杏子にちょっと似てる気がする。立ち位置とか、役割とか。
思えば『遊戯王』の闇遊戯も、「イケメンで相棒想いで敵には容赦しないけど仲間には甘い」っていう設定は後付けっぽくて、初期の闇遊戯はどっちかっていうと得体の知れないオカルトめいた怪しさがあったし、闇のゲームで負けた相手に結構酷い罰を与えていたような…。悪魔のプリンス状態の写楽に比べれば全然可愛らしいレベルだけど。
寧ろ三つ目の写楽は極悪非道だろ…。あんな危険な本性を本能的に嗅ぎ取ってたら、そりゃ本人もバンソウコ剥がすの嫌がるよな。
遊戯が闇遊戯の存在を認めてから、闇遊戯ってば急激に相棒溺愛のクールイケメンに変身したもんな。怪しいホラー系よりは綺麗めイケメンにした方が、そりゃ読者ウケも良いよね。
普段の写楽は自分の本性を知らない設定だったけど、バンソウコ剥がされるのをあんなに嫌がるんだから、やっぱり本能的に自分が人類にとって危険な存在だってコトに薄々気付いてたんじゃないかなー。だから遊戯と違って自分の中に眠るもう一人の人格を、写楽は無知を貫くコトで知らないふりをしてる気がします。
まぁ、存在を受け入れられた途端相棒にデレまくる闇遊戯と違って、悪魔のプリンスは普段の純粋な写楽に絆されるような甘さなど持ち合わせていないっぽいので、それで正解なのかもな。でもどっちの写楽も和登さんには頭上がんないよね。惚れた女には悪魔のプリンスも隙を見せちゃうのかー、って思うとそこが可愛い。
カテゴリ: 漫画
テーマ: 漫画
ジャンル: アニメ・コミック
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